Mastercardブランディング・ガイドライン
2018年11月1日、Mastercardはブランド進化の次のステップを発表しました。赤と黄色の連続する輪が世界的に認知されていることから、「mastercard」(Mastercardシンボルの総称)という文字表記のないフルカラーのMastercardブランドマークが、カード、加盟店Webサイト、およびデカールステッカーに掲載されています。
1. 目的に合わせて適切なMastercardブランディング(ロゴ)をご使用ください。参照:形状。
2. ブランディング(ロゴ)の背景色は必ずブランディング(ロゴ)と十分なコントラストを確保してください。参照:コントラスト。
3. ブランディング(ロゴ)の周囲には必ず十分な余白を確保してください。参照:余白の規定。
4. カード券面へのご使用につきましては、mastercardconnect.comより「カード・デザイン・スタンダード」のガイドラインとアートワークをダウンロードください。
5. ブランディング(ロゴ)は見やすく、はっきり読みとることのできる大きさで複製してください。参照:最小サイズ。
6. テキストとしてMastercard®と記載する場合、「M」は大文字、「c」は小文字とし、「Master」と「card」の間にはスペースを入れないでください。 参照: テキストによるMastercardの使用
Mastercardシンボル
Mastercardシンボルは、"mastercard®"文字を取り除いた、Mastercardの2つの連なる円と商標™から構成されたマークです。Mastercardシンボルは、特定のマーケティングツールや、カード券面(2018年11月1日以降)、加盟店様のウェブサイトおよびアプリでのMastercardの取り扱い表示、において使用されます。
- Mastercardシンボルは、フルカラーバージョンでのみご使用いただけます。参照:カラー規定
- Mastercardシンボルは、グレースケールバージョンや他の色ではご使用いただけません。
- アートワークはこちらからダウンロード できます。修正は加えないでください。(カード券面用のMastercardシンボルのアートワークは mastercardconnect.com)
Mastercardブランドマーク
Mastercardブランドマークは、Mastercardの2つの連なる円、商標™、および登録商標® 付き“mastercard”文字マークから構成されたマークです。Mastercardブランドマークは、Mastercard、カード発行会社様、アクワイアラー様および提携会社様が、Mastercardのプロダクトやサービスをマーケティングおよび販売促進する際の素材において使用されます。
- 異なる背景色用に、グレースケールバージョン、ソリッドバージョンがあります。背景が白や明るい色の場合は「ポジティブ」、黒や暗い場合は「ネガティブ」をご使用ください。参照:カラー規定
- Mastercard文字マーク付ブランドマークは横型と縦型があります。用途に最も適したものをお選びください。
- グレースケールバージョンやソリッドバージョンはカード券面へご使用いただけません。
- アートワークはこちらから ダウンロードいただけます。修正は加えないでください。(シンボルのカード用アートワークはmastercardconnect.com)
縦型
横型
注:登録商標のシンボルマークである™や®(または各国法に準拠したマーク)を必ず使用してください。登録商標のシンボルマークは、認可されたアートワークのファイル内で相対的なサイズを保ち、ブランドマークが小さかったり、制作する媒体の特性上読みにくくなったりする場合であっても、ブランドマークとの比率を守る必要があります。読みやすくするために登録商標のシンボルマークだけを拡大するようなことはしないでください。
デカルステッカー
- デカルステッカー(旧称アクセプタンス・マーク)は、黒背景色へフルカラーのMastercardシンボルを配置したブランディング(ロゴ)です。
- デカルステッカーやその他のマークは、グレースケールバージョンにて印刷いただけません。
- デカルステッカーは、加盟店様の店舗等のドアや、カード決済端末、ATMなどにてMastercardの取り扱いを表示するために使用されます。
- アートワークはこちらから ダウンロード いただけます。修正は加えないでください。
Mastercardブランディング(ロゴ)は、全てカラーバージョンで提供いたしておりません。
- Mastercardシンボルはフルカラーバージョンのみお使いいただけます。技術的にフルカラーバージョンの使用が不可能な場合は、Mastercard文字マーク付ブランドマークのグレースケールバージョンまたはソリッドバージョンをご使用ください。
- Mastercard文字マーク付ブランドマークには、グレースケールバージョン、ソリッドバージョンがあり、十分なコントラストのとれる背景色であれば、クロ、シロ、その他いずれの色の背景色上でもご使用いただけます。
- Mastercardシンボルをカード券面に印刷する際は、PANTONE®* フルカラーのみお使いいただけます。mastercardconnect.com にあるカード・デザイン・スタンダードをご参照ください。
- デカルステッカーはフルカラーバージョンのみお使いいただけます。PANTONEフルカラーのみご使用ください。
- カラーについては ダウンロード 可能なアートワーク・ファイルに記載があります。色は変更しないでください。
COLOR
RGB: 235/0/27
HEX: EB001B
CMYK: 0/100/98/3
PANTONE: 2035 C
Mastercard オレンジ
RGB: 255/95/0
HEX: FF5F00
CMYK: 0/75/100/0
PANTONE: 165 C
Mastercard イエロー
RGB: 247/158/27
HEX: F79E1B
CMYK: 0/44/100/0
PANTONE: 1375 C
GRAYSCALE AND SOLID
CMYK: 0/0/0/75
Mastercard ミディアムグレー
CMYK: 0/0/0/52
Mastercard ライトグレー
CMYK: 0/0/0/28
*注:カラー規定は縦型仕様でも適用されます。
*
ここに表示されている色は必ずしもPANTONE標準カラーと一致しません。PANTONE標準カラーは、PANTONEカラーブックの最新版を参照してください。PANTONE®のPantone, Inc.の登録商標です。
**黄色の円の隣に記される商標のシンボルマーク(™)には、RGBおよびPANTONEのMastercardイエローをご使用ください。CMYKの場合、商標のシンボルマーク(™)はポジティブではクロ、ネガティブではシロとなります。mastercardの文字の右側に記される登録商標のシンボルマーク(®)も、ポジティブではクロ、ネガティブではシロとなります。
Mastercardブランディング(ロゴ)を最大限見やすく表示させるために、規定の最小サイズより小さなサイズではご使用いただけません。
Mastercardブランディング(ロゴ)が埋もれないよう、テキストやグラフィックとの間に十分な余白を確保してください。
- Mastercardシンボルの余白は、一つの円幅の少なくとも1/4のスペースを確保してください。
ブランディング(ロゴ)の背景色は必ずマークと十分なコントラストを確保してください。
大文字と小文字の使用方法
Mastercard®ブランド名をテキストとして使用する場合、「M」は大文字、「c」は小文字とし、「Master」と「card」の間にスペースを入れず、「C」を大文字にせずに表記ください。また、Mastercardブランド名は周囲の文字と同じフォントで表記ください。
登録商標シンボル (®)
印刷物上やPC画面上の文中でMastercardの文字が初出の場合、または最も目立つ場所で使う場合(ヘッドラインで使用する場合はそれ以降の本文中とします)、登録商標シンボル(®)のマークを付ける必要があります。その後に同じページ内または画面内で使用する場合には、®を省略いただけます。
文章内での使用
ブランディング(ロゴ)はヘッドラインとしてご使用いただけますが、文章内ではブランディング(ロゴ)をご使用いただけません。本文中ではテキストとしてブランド名を使用し、周囲の文字と同じ活字書体で表記ください。
商標に関する記載
Mastercardのブランド名やマークを使用する場合、告知媒体毎に以下の商標登録に関する事項を記載ください。「MastercardはMastercard International Incorporated の登録商標であり、2つ連なる円のデザインは同社の商標です。」
注:デジタル・コミュニケーション媒体および小さなサイズのマーケティング・コミュニケーション媒体の場合、上記の商標に関する記載は必要ありません。
翻訳
Mastercardブランド名は必ず英語で表記してください。他の言語への翻訳も、他のアルファベットによる表記もできません。ただし、中国語(翻訳)、アラビア語(音訳)、ジョージア語(音訳)は特別に認可されています。
同等性
複数のペイメント・ブランドの利用を促進するコミュニケーション媒体においては、Mastercardのブランド名やブランディング(ロゴ)が他社のブランド名やブランディング(ロゴ)と同等に目立つように、また同等の頻度で表示してください。
全てのMastercard®ブランディング(ロゴ)およびデカルステッカーは、他社の同様のマークと同等のサイズ、カラー再現レベル及び頻度で表示してください。可能な限り、Mastercardが最初に表示されるようにしてください。
注:Mastercardの取り扱いのある全ての決済の場面(POI)では、他社のアクセプタンス・マーク、シンボル、ロゴと同等になるよう、Mastercardシンボルを表示ください(ただし、アメリカ国内で、その他の方法を認める地域の基準が存在するMastercard POIは除きます。Mastercard Rules,(英語)および「米国地域規則」第16章、規則5.11.1「区別(Discrimination)」をご参照ください)。
Mastercardファミリー・ブランド
複数のMastercardブランドの取り扱いを表示する場合は、マークを横並びまたは縦並びで、以下の順に表示してください。
- Mastercard®
- Maestro®
- Cirrus®
注:2018年11月1日より、「mastercard®」の文字を取り除いたフルカラーバージョンのMastercardブランドマークをカード券面に使用いたします。このMastercardシンボルのブランディングは2020年7月1日以降すべてのカード券面に適用されます。
mastercardconnect.comにあるカード・デザイン・スタンダードをご参照ください。
注:2018年11月1日より、「mastercard®」の文字を取り除いた、フルカラーバージョンのMastercardブランドマークをカード券面に使用いたします。このMastercardシンボルのブランディングは2020年7月1日以降すべてのカード券面に適用されます。
マーケティングに使用するすべてのカード券面は、mastercardconnect.com掲載のMastercardカード・デザイン・スタンダードに準拠する必要があります。
- Mastercardシンボルは、カード券面の表面にフルカラーバージョンで表示ください。また、実際のカード券面に表示される正確なサイズでお使いください。
- Mastercardシンボルを含むカード券面の表面は、歪みを最小限に抑え、全体が完全に見えるように表示してください。
- カード会員名を含み(Lee M. CardholderやM. Molinaを使用しない場合)、券面上の表記をカスタマイズする場合、各地域の裁量にて、承認手続きをいたします。
- アカウント番号の最初の6桁には、適切な銀行識別番号(BIN)をお使いください。
- Mastercardのカード券面の場合は、541275または222100で始まる16桁の番号をご使用ください。
- カード券面画像は見やすく、はっきり読みとることのできる大きさでご使用ください。
- カード券面のアートワークを使用しない場合やカード発行会社様名がカード券面の表面にない場合は、次の一文を制作物のいずれかの箇所に記載ください。
「本カードは、[カード発行会社様名] がMastercard International Incorporatedのライセンスに準拠して発行したものです。」 - Mastercardカード券面は、同一コミュニケーション媒体上において、他社カードと同等のサイズ、カラー及び頻度で表示してください。
デジタル・ウォレットや他の決済シーンでのカード券面の表示
カード券面をデジタル決済で使用する場合、特別なルールが適用されます。詳細は デジタル決済での使用 をご覧ください。
カードの取り扱いを示す店外表示
Mastercard®デカルステッカーを正面入口のドアまたは近くのウインドウに掲示し、お取り扱いを表示ください。難しい場合は、外から見えやすい場所にデカルステッカーを掲示してください。
注デカルステッカーをご希望の加盟店様は、加盟手続きをされた金融機関にまずはお問い合わせください。各加盟店様にて独自に制作される場合は、画像データを ダウンロード して制作いただけます。また、数量は限られますが、こちら よりMastercardまでご注文いただくことも可能です。
決済端末での表示
カードの利用を促進するために、決済の場面(POI)にてMastercardブランディング(ロゴ)を表示ください。POIでのブランディング(ロゴ)表示例としては、レジ、端末ディスプレイ、デジタル・ディスプレイ、テントカード、カードプレゼンターなどがございます。
- デカルステッカーは、レジや端末にお使いいただけます。
- デジタル・レジや端末ディスプレイ向けには、最適化された画像データの用意がございます。こちらからダウンロードしてください。
デジタル決済でのMastercardブランドの使用の詳細については、グローバルMastercardブランドセンターのMastercardブランド要件「「Use in digital payments (英文)」セクションを参照してください。
チェックアウト時のサウンド ブランディングとアニメーションの使用に関する詳細については、グローバル Mastercard ブランド センターの Mastercard ブランド要件の「 (英語)」セクションを参照してください。
すべてのATMには、取扱いブランドのデカルステッカーをATM上または正面入り口付近に適切に表示してください。Mastercard®ブランディング(ロゴ)をATMの画面上に表示することもできます。
デカルステッカー使用上の注意:
- ATMの画面上だけではなく、必ずATM機本体またはその周辺にも常にはっきりと目立つように表示してください。
- 横並びでも縦並びでも、必ず決められた順序で表示してください。Mastercard®、Maestro®、Cirrus®、他のブランドの順となります。
- 必ず他社マークと同等のサイズ、表示頻度、カラー再現レベルになるように表示してください。
コンタクトレス(非接触型)デバイスでのMastercardブランドの使用の詳細については、グローバルMastercardブランドセンターのMastercardブランド要件 Use in contactless payments(英文)セクションを参照してください。
カード発行会社様、アクワイアラー様、および加盟店様にて、Mastercard®ブランディング(ロゴ)を一貫して表示いただくことにより、消費者のブランド認知が高まり、カードの利用が促進されます。以下よくある間違いをご覧の上、お取り扱いにはご注意ください。